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コロナワクチンを摂取してきたよ20210803

更新日:2021年8月6日

コロナワクチン。一度目の摂取を受けた。

もうすでに一年以上世の中はコロナウイルスに振り回され続けている訳だけど、身近な人々の感染などがないことから、どこか当事者意識が薄かったように感じる。

ただ、自粛を余儀なくされ生活様式が変わったことは間違い無く、自営業の父が日に日に痩せ細っていく姿を見て、憤りを感じ続けていることは確かだ。

そんな中でのワクチン摂取。

最初は副反応のリスクやデマ情報など、情報の精査が難しく、個人的な見解ではあるものの、懸念点も多かった為、摂取には懐疑的だった。

しかし昨今の報道番組や厚生労働省のHP、自分よりも遥かに賢いであろうインフルエンサー達による賛否両論の見解。

副反応のリスクとコロナ感染後のリスクなどを天秤にかけた結果、摂取することを決めた。

ワクチンを摂取したのは夜の20時頃。

摂取に伴う痛みはなかったが、過度の緊張により、迷走神経反射の症状が出たが、摂取会場の電光掲示板にて流れていた摂取後の注意事項などに、迷走神経反射の症状と、誰にでも起こりうる可能性がある旨、緊張や不安によるものが大きな原因になることなどがアナウンスされており、深呼吸をして気分を落ち着かせることで、その場で倒れたり意識を失うことなどはなかった。

家に帰り食事や入浴を済ませ、しばらくした頃から注射した腕に違和感や多少痛みを感じたが、気にするほどではなかった為、そのまま就寝した。

午前4時ごろ、腕の痛みと違和感で目が覚める。

腕が痺れてうまく動かせない。

痛みもあり、特に指先を動かそうとすると力が入らず、明らかな違和感がある。

その時点で発熱はしていなかったが、吐き気と悪寒、震えなどの症状が出た。

横になっていた体勢を起こし、しばらくすると吐き気や悪寒の症状は消えたが、腕の痛みと違和感はそこまで和らぐことはなかった。

違和感、痛み、不安などで眠れなくなり、ネットで症状を検索したり、ワクチンの副反応について調べたりしていた。

摂取前にもかなりワクチンの情報には意識的に触れていたつもりだったが、摂取の当事者になり、具体的な症状などが検索ワードに含まれたことで、情報の精度が増し、今まで見たこともなかった情報や記事が相当数あったことに驚いた。

特に危惧していた症状が手の痺れ、力が入らないことだった為、そこを重点的に調べたところ、ギランバレー症候群の記事を発見。

手足が痺れ、筋力や視力が低下する病気らしい。

ジョンソンエンドジョンソンのワクチンでは、摂取後にギランバレー症候群が発生するリスクが新たに報告されているらしい。

僕はファイザー社のワクチンを摂取した為、「ファイザー ギランバレー」で試しに検索してみるも、該当する記事は特に見当たらなかった。

ただ、ファイザーとモデルナのワクチンについては、意図的に副反応の公開を避けているという趣旨の記事やコメントがあり、これがきっかけで昨今のコロナ禍における報道のあり方、政府のあり方について、確かな疑問や違和感を覚えた。



政治家、知事、総理大臣の言葉が僕らの耳に入ってくる時、それはいつだって理想論や綺麗事ばかりだ。

個人的には理想論、綺麗事、偽善って言葉やその思想は大事だと思っていて、誰もが現実や理屈、理論的に判断することが正しいとされる世界になってしまえば、これらの言葉も無くなってしまうかもしれないし、あらゆる問題は、「諦めるしかないよね。それが一番賢いよね。」で終わる世界になってしまうかもしれない。

だからこそ綺麗事や理想論を言いづける人は必要だと思う。

だけれど、立場や職種、時と場合によってはそれが許されないことも間違い無く存在すると思う。

なぜオリンピックは開催されるのか。

なぜ会場でお酒が販売されようとしていたのか。

なぜ飲食店は厳しい制限をかけられる中、満員電車は規制対象にならないのか。

そして報道やネット記事、デマ情報を流す人たち。

なぜ誤った情報を流すのか。

なぜ正しくリスクを報じないのか。

ネットを見ればテレビの情報に惑わされるなという見出しの記事があり、

テレビをつければネットの情報に騙されるなと番組内で謳っている。

一体何を信じればいいのか、誰が正しいのか、全ては自己判断。自己責任。

あんまりじゃないか。

僕は昔から勉強ができかった。

いつもテストの点が悪く怒られていた。

そのつけが回ってきたのだろうか。

多分そうだと思う。

だけど、

「馬鹿は黙って勉強しろ」とか、

「デマ情報に騙されるな」とか、

そんな簡単な言葉で済むような話ではないと思う。

学生時代勉強ができた人でも、

オリンピックが開催されることで誰がどれだけ儲かり、国民がどういった点で恩恵を受けるのか。

オリンピックが開催されなかったことで誰にどれだけの損失が出て、その結果国民がどのような損失を被るのか、正しく答えられる人はどれだけいるだろうか。

多分ほとんどの人が答えられないと思う。

だからこそ、国のトップの人達こそ信じられる情報を流すべき人たちであってほしい。

理想論や綺麗事だけじゃなく、現状や思惑を正しく伝えてほしい。

生々しい話をすれば支持率が落ち、当選しなくなるのは目に見えているから、絶対にそんなことにはならないと思うけど。

それなら今のシステムを見直してほしい。

嘘や綺麗事を鵜呑みにせず、何が嘘で何が正しいのかの判断を常に余儀なくされる現代社会だからこそ、あなた方は信じられる人たちであってほしい。

僕みたいな馬鹿にも分かるような、そんな情報を流してほしい。

今の政治システムや報道のシステムには、諦めや疑問、懐疑的感情や憤りを感じざるおえない。

せめて腹の割った言葉を聞きたい。

そして僕たち国民は、学ぶこと、知ることを諦めてはいけないし、

自分を馬鹿だと決めつけて学びを止めてはいけない。

僕も、「自分は勉強ができない」と言った前言を撤回し、自分と周りを誤情報から守れるように勉強しようと思う。

今回のワクチン摂取、副反応の辛さを味わって、今まで自分がコロナウイルスに対してどこか当事者意識が薄かったことに深く反省すると同時に、今後自分がやれることは何かを、もう一度深く考えてみようと思う。


そしてワクチンの摂取が、コロナ禍の現状における有効な打開策であるということは信じて、二度目の摂取も迷わず受けようと思う。

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